村上 隆(むらかみ たかし)
北海道札幌市出身。昭和48年桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。故井口愛子、故森安芳樹、故林靖子の各氏にピアノを、高橋冽子氏に和声学を師事。 現在、東京音楽大学教授、(財)日本ピアノ教育連盟(JPTA)常務理事、(社)全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員。 卒業後、演奏活動と後進の指導に携わり、門下生から日本音楽コンクール等入賞者を輩出している。その傍ら、J.S.バッハ《インヴェンションとシンフォニア》を中心とした研究に取り組み、「その成立史と決定稿に関する考察」を始めとする論文を発表。 また、ビデオ「ピアノへの招待」シリーズ、「バロック編」(ソーケン通商)を監修し、演奏と解説をも担当。楽譜「ドビュッシー」(春秋社)のペダルと運指を担当。「ムジカノーヴァ」や「レッスンの友」など音楽雑誌への寄稿も数多い。
JPTA、PTNA、日本クラッシック音楽コンクール、グレンツェンピアノコンクールなどで審査員を務める他、全国各地で《インヴェンションとシンフォニア》、《ピアノ体操》を中心とした講演や公開レッスンを行う。 近著に、『バッハ《インヴェンションとシンフォニア》創造的指導法』(音楽之友社)、『はじめてのピアノ体操』、『ピアノがうまくなる理由ヘタな理由』、『本当に役立つ!ピアノ練習法74』(リットーミュージック)がある。