智内 威雄 (ちない たけお)
東京音楽大学在学中にミラノにて研鑽を積む。卒業後、ドイツ国立ハノーファー音楽大学に入学、その間、 グリーグ国際コンクール、マルサラ国際音楽コンクールに入賞。01 年ジストニアが発症し休学・リハビリを開始、03 年よりドイツにて左手のピアニストとして活動を再開。06 年に広島交響楽団とラヴェルの「左手のた めの協奏曲」を共演して絶賛され、同年日本デビュー。 「左手のピアニスト」として驚異的なテクニックと深遠かつ豊かな音楽性で新境地を切り拓く。 片手にハンディキャップをもつ演奏家に、音楽を続ける道を示す任意団体「左手のアーカイブ」プロジェクトを設立し、テレビのドキュメンタリーや新聞、ラジオ等、 様々なメディアで取り上げられている。