鈴木 弘尚(すずき ひろなお)

 3歳よりヤマハ音楽教室に学び、ヤマハマスタークラスを経て、イタリアのイモラ国際ピアノアカデミー卒業。在学中から、東京、パリ、ミラノ、ロンドンなど、各地で演奏。
日本国際音楽コンクール・ピアノ部門奨励賞。園田高弘賞ピアノコンクールにて第1位、ブゾーニ国際コンクール入賞。チャイコフスキー国際コンクール特別賞。
浜松国際ピアノコンクール第5位、確固たる技巧と構築力、叙情豊かな音楽性が高く評価された。また、このコンクールでの奮闘ぶりがNHKテレビのドキュメンタリー番組となり、全国放映され話題となった。
彩の国さいたま芸術劇場における「ピアニスト100」シリーズに出演。これまでに大阪シンフォニカー、ハイドン管弦楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、群馬交響楽団などと共演。
”ETUDES SYMPHONIQUES”、”RACHMANINOFF”の2枚のCDをリリースし、どちらも「レコード芸術」で「準特選盤」に選出される
平成14年度文化庁派遣芸術家在外研修員。
これまでに、ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、ピャトラス・ゲヌーシャス、江口文子、河内純、國谷尊之、浦壁信二、フランコ・スカラ、ピエロ・ラッタリーノ、ジェラール・フレミー、リッカルド・リサリティ、レオニード・マルガリウスの各氏に師事。
また、アレクセイ・ナセトキン、ボリス・ペトルシャンスキーの各氏からの助言にも多大な影響を受けた。
11歳からの8年間ヴェラ・ゴルノスタエヴァ教授(モスクワ音楽院)に教え込まれたロシア・ネイガウス流派のピアニズムの継承者。
門下からは多数のコンクール優勝・入賞者を輩出(浜松国際コンクール入賞、ピティナ特級グランプリを含む)。
現在、名古屋音楽大学客員准教授、ヤマハマスタークラス特別コース講師、元東京音楽大学専任講師。
2017年ドリアードピアノアカデミー招聘教授。2018年トカチェフスキ国際コンクール審査員(ポーランド)、ならびに国際マスタークラス・フェスティバル招聘教授(予定)。

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