フルートの選び方

管楽器の選び方

フルートの選び方

 

フルートとは

 

フルートの歴史を辿ると旧石器時代に動物の骨を使って作られた笛が最初のようです。
その後ルネサンス時代には横笛が合奏で使用されるようになり、バロック時代になるとキーが付いたフルートが登場します。
そして1847年にドイツの管楽器製作者テオバルト・ベームが発表した「ベーム式フルート」が現在のカバードキー型のフルートとほとんど変わらない画期的なものでした。
フルートは頭部管・胴部管・足部管の3分割構造になっています。
音が出る仕組みは、フルートの唄口のエッジに息を当てることでカルマン渦を発生させ振動が生じて音が出ます。
そしてキーを押さえることで音程を操作することができます。

 

キィの種類

 

キィの種類

 

Eメカニズム

 

Eメカニズム

 

足部管

 

足部管

 

材質

 

フルートの材質は白銅・洋銀・銀・金など様々な素材が使われ、それぞれ材質ごとに異なる音の特性を持っています。
●白銅は銅とニッケルの合金で、通常は銀メッキをかけて使用されます。明るくレスポンスの良い音色が特長です。
●洋銀は銅、亜鉛、ニッケルの合金で、初心者にも吹きやすく、音をコントロールしやすい材質です。明るく伸びやかな音色です。
●銀は中級者向けのフルートに多く採用されている人気の材質です。柔らかく重厚で深みのある豊かな音色が特長です。
●金は上級者向けモデルに採用される材質で、重厚かつ輝きのある音色で、音楽表現がとても豊かになります。

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